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2022.01.02

修正会(大般若会)

本日1月2日午後2時から福厳寺本堂にて、毎年恒例の修正会(〈しゅしょうえ〉・大般若会)を行いました。

修正会とは、正月修法(正月の祈祷作法を修する)の意味があります。元日から本堂には寺宝「大般若経(だいはんにゃきょう) 六〇〇巻」が並べられておりますが、修正会として福厳寺などの禅寺では大般若経転読の「大般若会」を厳修いたします。

大般若経(大般若波羅蜜多経)は三蔵法師の尊称で高名な玄奘(602ー664)が天竺(インド)から膨大な経典を唐(中国)に持ち帰り、これを翻訳(漢訳)したものです。

 

玄奘三蔵はこの経を鎮護国家の妙典、人天の大宝としました。そのため、中国・日本では、経典の内容を講説されるよりも、むしろ鎮護の妙典として、除災鎮護のために受持頂戴され、安置供養され、祈祷用として転読尊重されてきた歴史があります。

 

大般若会では、600巻もの経典を読むことは難しいので、「転読」して法要を行います。この大般若経転読することが、祝聖国威宣揚、また病気平癒・五穀豊穣・火防等の祈祷に霊験があり重要仏事となっております。

通常、大般若経転読は僧侶が行うのですが、福厳寺大般若会の特徴として、

大般若経転読は参加者善男善女自身に行って頂きます

おそらく、大般若経に触れる機会がある寺院は稀であると思います。

法要前には、住職から法要の説明と転読作法の説明を受けてから式に臨みます。

 

大般若経をパラパラと転読する際には、功徳のある清らかな「般若の風」が起こります。これを直接受けることで、自分自身の煩悩を消し、般若の智恵に転じることができます。

法要後には、福厳寺で御祈祷された大本山建長寺作成「般若札」をお持ちいただきます。

家内安全・厄災消除・五穀豊穣・諸願成就の霊験を頂きます。

「般若札」はお持ち帰り頂きましたら、玄関やお仏壇のやや高い箇所にお供えください。

日々ご供養礼拝下されば、必ずや無事安寧に過ごすことができるでしょう。

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