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2026.09.06
9月 坐禅会 1
本日は、九月最初の坐禅会がありました。
午前六時から四名の方がお集まりくださり、静かな本堂の中で、三炷(1時間半ほど)、ゆっくりと坐禅をしていただきました。
九月に入り、朝晩はだいぶ秋らしくなり、涼しさを感じるようになりました。
坐禅中も、これまで聞こえていた蝉の声から、秋の虫たちの声へと移り変わり、まるで虫の音に包まれているような、とても心地よい時間となりました。

坐禅を終えた後、皆さんは本堂上間の床の間に掛けてあるお軸を、静かに眺めておられました。
このお軸は、坐禅の前にお話しした、鎌倉・建長寺、京都・建仁寺の元管長であられた湊素堂老師が描かれた、童子のお軸です。
「天心」を表す、純粋無垢な童子の顔には、私たちが本来持っている仏心(天心)へと立ち返らせてくれるような力を感じます。

そして、お盆前から本堂の上間、下間にかけて掛けてあるのが、全十六幅の「地獄極楽図」です。
そこには、地獄や極楽の様子が実にリアルに描かれています。 その姿を目にすると、生前の善行がいかに大切なものであるかを、改めて感じさせられます。悪事を重ねれば、死後、地獄において恐ろしい苦しみを受けることになる――そのことが、絵を通して強く伝わってきます。
今日は、坐禅を終えた皆さんが、こうしたお軸や地獄極楽図をじっくりとご覧になっておられました。
坐禅会にお越しくださる方々は、それぞれに仏縁をいただき、自分自身を見つめながら、より良く生きようとする向上心をお持ちの方々です。
そうした方々の心には、きっと極楽の世界が開かれていくのではないでしょうか。
また次回も、坐禅に親しんでいただきながら、静かに自分自身の心を見つめ、心の中にある「極楽」を感じていただければと思います。
本日もご参加くださり、ありがとうございました。















