
ホーム > 一行三昧~足利ZEN~ > 坐禅会 > 10月 坐禅会 2
2026.10.11
10月 坐禅会 2
本日は10月二回目の坐禅会でした。
先月は長雨が続きましたが、十月に入り、晴天の日が多くなりました。
今朝も心地よい秋晴れの日差しが本堂に差し込み、穏やかな空気の中で坐禅会を行いました。
最近は、三炷の坐禅を終えた後、全身の力を自然に緩めながら、ゆったりと身体を動かし、呼吸を調える時間を設けています。
坐禅は、身体を静かに保ち、呼吸と心を調えるという点で、中国の気功でいう「静功(せいこう)」に通じるものがあります。
一方、身体を動かしながら呼吸を調える修練を「動功(どうこう)」といいます。
先月から坐禅の最後には、この動功の要素を取り入れた呼吸法を行っています。
両手をゆっくりと広げ、足元から頭頂へ、さらに丹田へと気を巡らせるように意識しながら、三回繰り返します。
一度目は「開清排濁(かいせいはいだく)」
清らかな気を取り入れ、身体の内にある濁りを吐き出すように呼吸します。
二度目は「気沈丹田(きちんたんでん)」
呼吸とともに気を下腹部の丹田へと静かに沈め、心身を落ち着かせます。
三度目は「抱元守一(ほうげんしゅいつ)」
根源の気を抱くようにして、散漫になりがちな心を一つに収め、静けさを深めます。
静かに坐ることと、ゆったりと身体を動かすこと。一見すると異なるようですが、どちらも身体の余分な力を抜き、呼吸を調え、心を落ち着かせるという点で通じるものがあります。
坐禅の後にこの呼吸法を行うことで、身体が自然にほぐれ、身心の落ち着きがいっそう深まるように感じます。
秋の清々しい朝、静と動の調和を味わいながら、心穏やかなひとときを過ごしました。















