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2026.04.11
4月 写経会 1
本日は4月最初の写経会でした。
午後三時より四時半頃まで、広間にて心静かに写経のひとときをお過ごしいただきました。
日中は初夏を思わせる陽気となり、境内では牡丹が一斉に大輪の花を咲かせております。
牡丹は中国を原産とし、「花の王」と称され尊ばれてきましたが、我が国においては平安期頃より「深見草(ふかみぐさ)」とも呼ばれ、和歌にも詠まれております。
思へどもなほ飽かざりし桜だに忘るばかりの深見草かな 後水尾天皇
見事に咲き誇る牡丹も、やがては儚く散りゆきます。
しかし、その移ろいの一瞬一瞬を愛おしく味わうことこそ、かけがえのない尊い時間です。
一時間の写経もまた、日常では得難い、心を見つめ自らを深く掘り下げる静かなひと時となりました。

















