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2026.05.18

檀信徒参拝旅行 足利氏菩提寺浄妙寺へ ②

大本山建長寺からバスで10分ほどで鎌倉五山第五位 臨済宗建長寺派浄妙寺に着きました。

 

源頼朝公の重臣・足利義兼公により、退耕行勇を開山として1188(文治4)年に創建されました。 義兼公は足利氏二代目棟梁であり、足利氏の勢力を強めた人物です。足利学校の創設者とも考えられ、足利市民ならば誰もが知る鑁阿寺の開基でもあります。

 

福厳寺との関係も深く、義兼公と妻北条時子(政子の妹)が嫡男義氏公誕生に由縁する「子安観音像」を福厳寺でお祀りしております。

 

参拝者で賑わう境内でしたが、私たちは特別にご住職のご案内により、本堂を拝観させていただきました。

浄妙寺閑栖和尚様(前住職)も来てくださりお話を賜りました。

浄妙寺の聖域である開山堂へもご案内下さりました。鎌倉時代に造られた国の重要文化財「木造退耕禅師坐像」が鎮座されております

場所を本堂から移動して、境内内にある喜泉庵に参りました。

新緑がひときわ美しく、鶯もまた澄み渡る声で囀っておりました。

 

丁寧に点ててくださったお抹茶をいただき、干菓子には二つ引両の足利氏家紋があしらわれていました。

今日は今年初めて30度近くになる暑い日でした。朝からの参拝でやや疲れていましたが、お抹茶で全身が癒された心地がして生き返りました。

浄妙寺さんでの心尽くしのおもてなしによる参拝も、滞りなく終わりました。 浄妙寺閑栖和尚は閑栖和尚の建長寺修行道場での大先輩です。 二人でにこやかに会話をしながら、門送をして下さりました。 澄み渡る青空と晴れやかな浄妙寺の本堂が調和した、美しい瞬間でした。

 

全ての工程を終え、午後三時半に浄妙寺さんを出発しました。

 

 

帰路も渋滞はなく、予定より30分ほど早く午後6時30分には到着しました。

久し振りの大本山建長寺への檀参は無事に圓成となりました。

本山建長寺諸大徳方々、浄妙寺様誠に有難う御座いました。

ご参加の皆々様とも、丸一日ともに出来まして非常に楽しく有難い時間でした。

 

 

建長寺は令和十年(2028)に、開山 蘭渓道隆 大覚禅師七百五十年遠諱を迎えます。

五十年に一度の大きな節目となる遠諱に向け、現在さまざまな準備が進められております。私も研究者の先生方とともに、大覚禅師の伝記・評伝となる二冊の書籍制作のお手伝いをさせていただいております。

また、この三年間は毎年中国へ調査に赴き、来月には最後の調査のため浙江省を訪れる予定です。

令和十年には、遠諱を記念した檀参も大きな行事として予定されております。

今回と同様、心に残る素晴らしい檀参となればと願っております。

次回も何卒よろしくお願いいたします。

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