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2023.09.20

秋彼岸会

秋彼岸会の時期になりました。

 

今年は雨の予報があるため、彼岸の入り(20日)前日からお墓参りにお越しになるご家族もおられました。

 

本堂には以前福厳寺で写経会の講師をして下さっていた、梁島先生の書かれた「彼岸会」の掲示紙を貼っております。

 

 

 

 

位牌堂入口

「お彼岸」

〈暑さ寒さも彼岸まで〉といわれますが、春秋二季のお彼岸は四季の美しい日本特有の仏教行事(仏教週間)です。

お寺参りやお墓参りをして、先祖のご恩を偲び、今の恵みに感謝するとともに、自分の生活を静かに反省し、修養すべき時が彼岸です。

 

つまり、「菩薩(さとり)の種をまく日」です。

仏教では煩悩(欲望・迷い)の多い私たちの世界を此岸(しがん)といい、それに対して迷いや執らわれのない心の自由な世界、理想の世界、仏の世界(極楽浄土)を彼岸と云います。

 

私たちの現実世界である此岸から理想の浄土である彼岸へ行きつく事(到彼岸)を梵語で「パーラミッター」といい、これを漢訳して「波羅蜜多(はらみた)」(または「度」)といいます。

 

彼岸に渡るためには「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という六つの実践徳目があります。

 

1、布施(ふせ)・・・ほどこし。喜んで与える。

2、持戒(じかい)・・・いましめ。自他の生活を守る。

3、忍辱(にんにく)・・・しのぶ、わがままを言わず耐えることを知る。

4、精進(しょうじん)・・・はげみ、生かし合う努力をする。

5、禅定(ぜんじょう)・・・おちつき、あわてず心を乱さず、おごらず。

6、般若(はんにゃ)、智慧(ちえ)・・・生かし合う智慧

 

この六つの実践を行うのが、彼岸の重要な意味です。

仏様、ご先祖様は極楽、悟りの世界(彼岸)におられます。

この期間は、上記の六つの実践をこころがけて、私たちも穏やかで感謝に満ちた彼の岸へ向かいましょう。

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