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2022.03.18

春彼岸会

令和4年春彼岸会を迎える時期になりました。今年の春彼岸会は18日から、お中日は春分の日21日、彼岸明けが24日です。

 

3年目を迎えてしまった流行病に加え、ヨーロッパ東部での戦争が勃発してしまいました。無関係とは決して言えない事態であり、不安と恐れ、遺憾の念を誰しもが抱いていると思います。

 

新年本山建長寺から届きました短冊は「宝所在近」でした。冊子『巨福』にて酒井泰玄老師による「宝所在近」と題するご法話が掲載されております。“本当に大切なものは、生まれながらに銘々の心中に備わっている”との真意があるとご教示せられております。

 

 忘れてはならない自分の宝物、それこそが誰もが持って生まれてきている本心であります。仏教では、人間の「本心」は「仏心」であり、それは他者を思う「慈悲心」と申します。

この慈悲心を抱き、亡き父母・家族・ご先祖様、大切な人を感謝の心を込めてお参りする、お彼岸会は自分の本心を行動に表す仏道修行期間です。

 

 混迷の時期こそ、本心・仏心・慈悲心を保ち、自分の心に平和の砦(とりで)を築き上げなくてはなりません。〈宝所近きに在り〉、大切なものを見失わず自分の務めを果たし世界の平和を念じて参りましょう。

 

(『福厳寺たより』第七号〈春彼岸会号〉より)

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