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2026.08.29

建長寺開基 北条時頼中興の「陸の松島 蚶満寺」を巡る旅

一泊二日で山形庄内地方~秋田にかほ市を巡る旅に行ってまいりました。

建長寺研究員の方が、北条時頼、大覚禅師関連の調査で重要地域をご案内くださいました。

研究員お一方と、建長寺派僧侶5名で行ってまいりました。

 

今回の調査の主な目的は、秋田県にかほ市象潟(きさかた)にある蚶満寺(曹洞宗)を訪ねることでした。

蚶満寺は、松島に対して「西の松島」とも称されるかつては九十九島の地にあり、建長寺開基である北条時頼によって中興された寺院として知られています。

 

初日は庄内空港から酒田市内へ入り、日和山公園、河村瑞賢像、瑞賢倉庫跡などを訪ねた後、蚶満寺を参拝しました。

建長寺にまつられている河村瑞賢ゆかりの地を巡ることで、その偉業についても改めて学ぶ機会となりました。

 

蚶満寺ではご住職、寺庭さんがお迎えくださり、本堂で諷経後に茶礼をいただき時頼の書簡、松尾芭蕉の真筆など貴重な寺院資料を見せて頂きました。

また蚶満寺は紅蓮尼誕生の地とされています。

紅蓮尼は松島瑞巌圓福寺の尼僧で、蘭渓道隆の法嗣である明極聡愚の弟子とされています。

 

その後、吹浦の石原莞爾墓所を訪ね、湯野浜温泉に宿泊しました。

 

二日目は羽黒山五重塔、出羽三山神社を参拝し、最上川舟下り、清川八郎記念館、本間家旧本邸を訪ねました。

 

今回の旅では、北条時頼にゆかりのある秋田・山形地方を実際に訪ね、その歴史や土地を自ら歩くことで、文献だけでは知ることのできない現地の風土を感じながら、両師の足跡について考える貴重な機会となりました。

 

また、酒田では河村瑞賢の足跡にも触れ、建長寺にまつられている河村瑞賢が、江戸時代に東廻り・西廻り航路を開くなど、我が国の海運や物流の発展に大きな功績を残した人物であることを改めて知る機会ともなりました。

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