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2026.04.15

明月院施餓鬼会 法話

本日は鎌倉の明月院様で行われる大施餓鬼会法要の前に1時間ほどの

法話を担当させて頂きました。

布教師として勤める関東地区巡教の一つです。今年は7月盆の時期に東京あきる野地区も廻る予定です。

 

明月院は神奈川県鎌倉市山之内にある臨済宗建長寺派の寺院です。福源山とも号します。

本尊は如意輪観音様。もと建長寺開基でもある北条時頼の建てた最明寺の塔頭の一つで、上杉憲方によって創建され、密室守厳(大覚派)を中興開山としますが、

寺伝では山内首藤(やまのうちすどう)経俊が、平治の乱(1159)で没した父俊道の菩提のため創建、上杉憲方が中興したといいます。

1394年(応永1)憲方没後、その法名である明月院天樹道合よりとって院号にあてました。

最明寺は北条時宗の代に禅興寺と改め長く栄えましたが、足利氏以後は衰微して、やがて逆に明月院に付属する形となり、明治初期にはついに廃絶してしまします。

現在は、建長寺の塔頭として栄えたこの明月院だけが残り、木造上杉重房坐像(しげふさざぞう)、紙本着色玉隠和尚像一幅、紙本淡彩明月院古図一幅(以上、国重要文化財)などの什宝を伝えています。

境内には本堂、北条時頼墓、鎌倉十井の一つ瓶(つるべ)の井、上杉憲方の墓と伝えるやぐらなどがあります。

 

なお、当寺は俗に「あじさい寺」ともよばれ、アジサイの名所としても著名です。

 

そんな明月院様は福厳寺と深い縁があります。というのも、福厳寺は明月院末という、建長寺派内でも明月院の末寺に属します。

以前は地方の建長寺派僧侶でも、大本山建長寺に行く際には直接行くのではなく本庵の寺院=福厳寺では明月院=にお寄りして、本庵ご住職の許可を得てから大本山に登山が許されました。

今でも住職・副住職の任命辞令を建長寺で頂く際には、先ずは本庵拝搭をして大本山建長寺へ向かう習慣は残っております。

私も折々明月院様にはお邪魔させて頂いており、御住職様にも大変お世話になっております。

今回の法話も、私が布教師の資格を得たことを耳にして頂き指名をして下さりました。何かと気に掛けて下さり感謝万感です。

 

4月中旬には紫陽花は未だ咲いてませんが、新緑や時期の花々が綺麗で管理が行き届いておりました。

毎回沢山の学びを得ることが出来ます。

本堂内には大勢の檀家さんがお集まり下さり熱心に法話に耳を傾けて下さりました。

常日頃のご住職様のご尽力によるご布教の成果が、如実に表れているものと拝察いたしました。

 

大変混むと思いますが、アジサイの時期にも参拝させて頂きたいものです。

 

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