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2025.12.11
鎌倉禅研究会
今年最後の建長寺での仕事は「鎌倉禅研究会」での発表でした。
毎年12月に登壇させていただいており、私にとってテーマ発表に向けて研究ができる良い機会となっております。
今回は「大覚禅師と足利氏~〈左馬禅門〉の実像に迫る~」と題して発表してきました。
建長寺開山大覚禅師蘭渓道隆(1213ー1278)には「大覚禅師語録(蘭渓和尚語録)」が伝来しております
その中に法語「左馬禅門に示す」の説法あり、この「左馬禅門」が北条時宗1251―1284)を指すか足利義氏(1189―1255)か意見が分かれていました。
そこで、当時の足利と鎌倉の関係、足利義氏と父義兼(足利氏二代当主)の周辺を確認し、大覚禅師との関連が非常に深いことを導きました。
さらに、法語の内容を詳しく読んでみると足利義氏の参学経緯を踏まえた内容だとわかります。
近年の研究者も北条時宗ではなく、足利義氏説をとってます。
今回は特に熱を込めて発表してきました。
何故に熱意を込めたか、それは義氏誕生の祈願仏「子安観音像」が福厳寺に秘蔵されているからです。
福厳寺所蔵の子安観音の利益もあって誕生した足利義氏と、大覚禅師が繋がっているとはとても嬉しいです。
















