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2021.08.23

僧堂へ入門する前に・・・

大本山建長寺で、修行専門道場(僧堂)へ入門予定のお弟子さんへ向けての講習会がありました。

少子化もあり、近年修行道場への入門者が少なくなってしまい、受け継がれてきた修行が出来なくなる恐れが予想されてきました。

そこで、数年前から建長寺僧堂へ入門を考えている建長寺派寺院のお弟子さんを対象として講習会が開かれるようになりました。僧堂生活は、こちらの世界とは全く異なる生活です。事前にお経の読み方、食事作法、衣や草鞋の履き方・作り方などを学んでもらいます。

僧堂へ入門することを「掛搭(かとう)」と言います。

この言葉は「掛錫(かしゃく)」とも言い、《錫杖(しゃくじょう)を僧堂の壁に掛ける》ことから由来し、禅僧が僧堂に滞在して修行することを意味します。

私は今回、講師としてお話をさせていた出来ました。

臨済宗寺院の僧侶になるためには数年間(建長寺派は三年以上)僧堂で修行をしなくてはなりません。修行生活は禅僧の根本の第一義です。私は平成18年から平成24年までの期間を僧堂で修行させていただき、語り尽くせぬほど多くのことを学び体験させていただきました。

当然、厳しく辛い時期でもありましたが、かけがえのない貴重で有り難い時間でもありました。

掛搭(入門)を志す参加者には、ぜひとも頑張ってもらいたい、その一心で拙い話をしてきました。

天命不可違(天命違うべからず)」という言葉があります。

生まれてこれたご縁があり、ここまで生きることができ、彼らはには仏門に入るというご縁がありました。

このご縁(天命)を違うことなく、あきらめずに修行生活を全うしてほしいです。

僧堂生活の模様は、建長寺発行『巨福』に掲載して頂いた「建長僧堂 雲水物語」を参考に、ブログでも紹介していきます。

 

 

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