足利七福神 布袋尊

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足利七福神

七福神めぐりの歴史は古く、室町時代に京都で始められたといわれており、七福神を参拝することは、不老長寿、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全など、所願成就の御利益があるとされています。

足利の「七福神めぐり」は、古来から織物の街として栄え、商売が盛んに行われてきたという歴史風土の中で、昭和初期に街の繁栄と家運の隆昌、健康増進を願って生まれました。

ややもすると、運動不足になりがちな正月や、春季の紅葉、冬季のハイキングを兼ねた巡拝・パワースポット巡りとして、名所・旧跡と豊かな自然に触れることができる「清々しく健康的」で、「福徳と心の安らぎ」が得られる『足利七福神めぐり』をお勧めします。


布袋尊

福厳寺には七福神の布袋尊が祀られております。布袋尊(布袋和尚)は他の六神とは異なり、唯一実在した禅僧で、中国五代時代に活躍され名は契此(かいし)といい、常に袋を背負っていたことから布袋和尚と呼ばれ親しまれていた禅僧です。

916年に亡くなったと伝えられていますが、太鼓腹で予知能力があり布袋和尚の占いは必ず当たったことから、弥勒菩薩の化身として伝説の人になったようです。未来を予見できることは、それだけでも福と富をもたらします。まん丸い姿は円満な人格と富貴繁栄を司るものと考えられ、慌ただしい現代人にとっては、癒し系の布袋さんと言えるのかもしれません。

喜捨・施しをされたものは、何でも大きな袋に入れて旅をしていたそうですが、この袋は福袋というより「堪忍袋」とも言われ、現生の欲望を見通された度量の大きさを表すと言われております。

七福神に数えられる現在では、そのご利益は、夢を育て人格を磨き、円満な家庭を築いて、金運を招福する忍耐と和合、慈しみ福徳円満・家内安全の神様、予知と金運の神様として信仰されております。




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